西日本自転車旅 (九重町、熊本県阿蘇市)

(この記事を書いているのは、2022年7月28日(大分県竹田市

 2022年7月31日では(宮崎県五ヶ瀬町 265号線椎葉村への途中、7月30日、31日はどしゃぶりの雨の中の行程だった)

 

2022年7月25日~27日(熊本県阿蘇市

 

(7月25日)

●「くじゅうやまなみキャンプ場」を拠点に、九重連山(最高峰中岳)を登頂したあと、阿蘇市に向かう。11号線のやまなみハイウェイを自転車を押して牧ノ戸峠にまず到着。昨日の中岳山頂(標高1791m)はガスっており(画像参照)、残念ながら景色は全く見せなかったが、この日はさらに山に雲が立ち込めている日だった。

 

●牧ノ戸峠からはひたすら下り坂で、快適に進む。12時に阿蘇市に到着。阿蘇山を登るために拠点として「亀の井ホテル阿蘇(旧 かんぽの宿阿蘇)」に2泊する予定である。画像では雲があり見えないが、晴天なら部屋から阿蘇山根子岳高岳、中岳など)が見える絶景のホテルだ。

 

●「阿蘇水守三連すい車」を発見したので、ここで涼しさを求めて休憩する。

上からの水がすい車に注がれ、多く溜まってくると重さですい車が回り続けるという仕組みだ。椅子に座って涼んでいると、地元のおじさんが寄ってきて旅人のことに興味を持ち話しかけてくれた。純粋に旅人に興味を持ち、さらに話かけてくれるのは好印象だ。阿蘇市は感じの良い市だ、と思う。

 

(7月26日)

●いよいよホテルから歩いて阿蘇山の登山口まで行く。「仙酔峡登山口」までひたすら1時間以上歩く。途中、草を目の前で食べる黒牛を撮影。牛は舌で草を巻きとって食べる様子が分かる。

 

●頭がボコボコしている山が「根子岳」である。今回は、中岳登山口から中岳、そして最高峰高岳(1592m)の山頂を目指す。

 

●階段をひたすら上り、晴天なので中岳、高岳根子岳など目標のゴールが常に見える形で登れるのでありがたい。

 

●私の登山だが、どうも登山のはじめの頃は暑さや疲れで「本当に頂上まで登れるのか?」と少し思いながらも「まずはもう少し足を動かそう」・・・という心境であることがある。しかし、4、5合目あたりからどうも疲れや暑さなどがあまり感じられずに無心で登り続けるようになる傾向がある。どうも、途中で「フロー」の状態になるようだ。フローとは「没頭した状態」「集中した状態」になり、余計な雑念などがなくなる状態になり、そのまま頂上まで水などもほとんど補給することなくたどり着けるようになるのだ。などと、これまでの日本百名山24座を登り続けて分かったことである。

 

●登山道の途中の道はこのように山の様子がつねに分かる登山口だ。

 

●山頂の途中までロープウェイがあるが、完全に今は廃墟のようで、山頂に行くなら歩いていくしかない。途中からまるで万里の頂上のような山への道を歩く。

 

●噴火口の近くまで来た。まさに活火山の雰囲気だ。これが活火山、見たことがない荒涼とした景色だ。硫化水素の臭いがかなりするのであまり長い時間はいないほうがいい。

 

●この火口跡からさらに中岳のほうに登っていく。

 

●圧倒的な火山地帯の登山道を登り、途中の中岳(標高1506m)山頂に到着。阿蘇の街並みは美しい。

 

●最高峰の高岳まではあと90m弱だ。

 

●ついに、阿蘇5山最高峰の高岳(標高1592m)の登頂。山頂にいた3人(若い男性2人、女性1人)に撮影していただいた。勿論、私も撮影をお受けをし、お互い様であることを確認する。これで日本百名山24座だ。ようやく4分の1,もう4分の1、ついに4分の1,人によって様々な感想だろうが、達成感はひとしおだ。

 

●さて、山頂での出会いについて。

先の3人(若い男性2人、女性1人)はどうやら登山はやり始めのようだ。男性2人は九州から、女性は名古屋からと聞いた(間違っていたら申し訳ない)。百名山を登り続け、長野からずっと自転車旅を続けていること、昨年も同じように北海道自転車旅をし続けてきたこと、そして何よりこのブログがgoogleで「西日本自転車旅」と検索すると、検索されることを女性が教えてくれた。内心、すごく嬉しかったと同時に「続ける、継続する」ことがこれからの時代はものすごく大切になってくることを改めて悟った。

 

また、3人が下山したあと、中高年の男性女性のグループにも声をかけられ、今回の旅について、さらに海外に出かけることを話すことができた。プリンをいただいたり、凍った柿をいただいたりもした。どうもごちそう様でした。

 

●下山をしたら、今度は亀の井ホテル阿蘇近くの喫茶店「珈琲と紅茶 瑞季」に行きたいと思っていたので、行ってみる。ところが、この日は満席で入れないとのこと。しかし、どうしても食べてみたいものがあるので、店の前でご主人に直接明日の来店予約(11時30分)をし、「マンゴーパフェ」も予約。季節のパフェは事前の予約で食べられる(当日では食べられない)のでご注意を。

 

(7月27日)

●連泊した亀の井ホテル阿蘇をチェックアウトしたあと、しばらくフロントで過ごし、昨日予約した「珈琲と紅茶 瑞季」に行く。当日一番乗りであり、私一人である。店内はしゃれた雰囲気で非常に落ち着く。ご主人そして奥さんが出迎えてくれた。

 

●さて、昨日予約注文した「マンゴーパフェ」。生クリームの甘さもちょうどいい!マンゴーの自然の甘味を基準にして、全体がすっきりした味になっている。下までたっぷりマンゴーのかたまりがあり、まさにマンゴーづくしのパフェである。

 

●飲み物は店名のように珈琲と紅茶、どちらも非常にこだわりがあるようだ。特に珈琲豆は「コンテスト入賞豆(カップ・オブ・エクセレンス)」である。全生産量の0.01%にも満たないほんの僅かな珈琲豆である(HPを参照にしていただきました。間違っていたらごめんなさい。)。迷った末、「エチオピアモカ(イルガチェフェG1)」のホットをいただいた。すっきりして飲みやすく、最初は珈琲のみを、そのあと砂糖を入れ、計2杯を堪能させていただいた。

 

●また水のお話をしていただいた。ホット珈琲に使う水は実は水道水であるのだが、飲んでみるとどこの湧水から汲んできたのですか?と聞いてしまうほど、飲み心地が良い。この阿蘇周辺の水道水も素晴らしいのだ。昔は消毒しなかったようだが、現在はわずかに最低限消毒はしているようだ。

また、アイス珈琲の使う水は阿蘇市の「手野の名水(阿蘇市の北)」を使っていれている。これほど使用する水を使い分けている喫茶店があるのだろうか?

 

●この阿蘇市は、初めて来た町だが、「亀の井ホテル阿蘇」の満足感、阿蘇山高岳での出会い)、そして今回の「珈琲と紅茶 瑞季」での美味しいパフェと珈琲そして出会い・・・など本当に旅で来て良かったと思える町だった。

 

●このあとは、東に行き再び大分県に入り、竹田(たけた)市に向かう。