西日本自転車旅 19日目

2022年6月10日

 

●先日の登山の疲れは想像以上で、「坂屋半治郎」に戻ってからおにぎりやビールなどをごちそうになってから、部屋に戻りそのまま泥のように眠ってしまったと思う。

 

●起きたのは、朝7時である。たっぷり睡眠を取れたのでブログ記事更新を9時30分まで行いながら過ごす。それ以降は出発準備と坂屋半治郎さんとの気の合う会話を楽しみながら、10時25分に出発する。「坂屋半治郎」の談話室とそしてご主人の姿の画像を転載する。二人しかいなかったため、一緒に写った画像が取れなかったのは申し訳ない。連泊をし、大峰山登山でも大変お世話になり、サービスもしていただき改めてお礼を申し上げたい。この旅を最後まで見届けてくれると嬉しい限りである。


●さて、いよいよ十津川村、そして和歌山県の中辺路方面に向かう。53号線(高野天川線)を天の川沿いに南西に進む。道端の地蔵にこれからの旅の無事をお祈りする。

 

●天の川は、青色のつり橋が多い。木の板、大丈夫だろうか?

 

●お腹が減ったので、「コテージやまとや」(旅館やまとやの外)で朝昼食。

 

●「親子丼」と「天川産ざるそば」の2つを注文。2種類くらい注文するのがもう当たり前になってきている。そのくらい多く食べて精をつけないと自転車旅は続けられない。向かいは「天川てんわの里」で「天川西小学校」と名前が残っている。旅館のおかみさんに聞いたところ子どもが少なくなりもうやっていないとのこと。どこの地方でもそこのところは同じなんだろう。おかみさんに「また来てください」と言われた。やはりそのように歓迎されるのは旅人にとって最も嬉しいことの一つである。

 

●金網で下が見えるつり橋は本当に怖い。ただ橋の左を見ると、清流中に小さな魚が観察できる。


●途中、「エーデルワイス」の旋律放送が流れる。晴れた日で気候も良いため、「エーデルワイス」が自然に歌いながら天の川沿いを自転車で走る。気分は爽快で小さな幸せとはこのような気分になることではないか。映画「サウンドオブミュージック」の劇中で今は亡き「クルストファープラマー」演じるトラップ大佐が子どもたちの前で歌う「エーデルワイス」は非常にシンプルだがトラップ大佐の祖国を愛する気持ちが感じられ私の中で一番思い入れが強い場面だ。「You look happy to meet me」という歌詞が特に良い。他にも「ドレミの唄」や「ひとりぼっちの山羊飼い」「さようなら、ごきげんよう」など見ていて楽しい場面が盛りだくさんなので、見てみていただきたい。

 

●「天の川青少年旅行村」のコテージたち。清流な天の川沿いに横一列に並ぶコーテージで過ごすことに憧れる。

 

天川村の高いところと低いところのつくりの風景と、岩につく小さな赤い花にも惹かれたので画像を載せる。

 

●13時3分、53号線で五條市に入る。53号線と168号線の地点。南下して十津川村方面に行くのだが、何か食べ物を買ったほうがいいと思ったので、168号線を北上し、「道の駅吉野路大塔」を目指すもあまりの急な坂道があり、さすがに断念し引き返す。この荷物の重さ、そして空腹で坂道を登るのは体力的にもしんどい。

 

●168号線を南下した天の川に落ちている木々。何が起こったんだろう?

●14時34分、十津川村に入る。そろそろ今夜の宿泊地を考え出す。近くのキャンプ場か、はたまた野宿か。

 

●有名な「谷瀬のつり橋」。以前、奈良にきたときに往復したので渡らず画像のみ。あの薄い板切れを渡り、かなり揺れるので想像以上に怖いのは変わらない。

 

●「三里山の水」。「煮沸してから飲んでください」と注意書きがある。NHKBS3「にっぽん縦断こころ旅」で火野正平がこのような湧き水を「自己責任」としてそのまま飲む場面を思い出す。岩肌から湧き出す様子がまた良い。

 

●「リッチラインキャンプフィールド」でテントを張ろうと行ってみたが、岩と石だらけの地面ばかりなので、今回は別の野宿地を探す。

 

●結局、十津川村「Yamazaki bridge」を渡って右に曲がり、「八幡神社」「こだまの里」近くの河原でテントを張る。河原でテントを張る場所はなかなか見つからず、平らな場所がない。はじめは斜面のあるところでテントを張ってしまい全く落ち着かない。何とかそこそこ平らな場所を探し、テントを張り直しようやくこの日の落ち着き場所を定められた。また、十津川の川の水で靴下2束、下着パンツ1束をジャブジャブ洗う。実に原始的な洗濯をし、持ってきた洗濯ロープ(洗濯はさみ付き)を初めて使い、自転車と岩から出ていた金具にひっかけて夜中に干す。