西日本自転車旅 17日目

2022年6月8日

 

●野宿地を8時に出発。テントで寝ると大分疲れは取れるのだが、スリーピングマットの狭い中に固まって寝るので、起きたばかりだと身体がなかなか動かないことを、現在このブログを書いている時に気づいた。なので、テントから起きたあとは軽く体操をやり少しでも身体に血液を送り出すようにして、動き出したほうがいいと思う。

 

●さて、309号線の山道をひたすら天川村を目指して進む。下市町「栃本」に8時16分に通過。一瞬、「栃木」かと思ったが「栃本」だった、別に面白くもなんともないな。

 

●8時45分、「広橋大橋」に到着。黒滝村の景色が見える。

 

●広橋トンネルを抜けたらやすらぎ村である。以外と見ない「屋根付き自販機」。

 

●9時25分、「道の駅 吉野路黒滝」到着。ここで、朝食そして昼食を補給する予定だ。まずは売店で今後の大峰山登山もかねて「芋羊羹と柿羊羹」のそれぞれ3本入りを購入する。

 

●道の駅の食堂というより屋台形式の店は10時に開店予定。一応、屋台のおばさんに開店時間を聞くと「10時なので頑張って準備中です」と返された。ただ、事務的に10時ですと言われるよりはずっといい。というよりこのような人間味があると買ってみようという気になるものだ。売店とコンビニ(ヤマザキデイリーストア)の外の椅子と机で時間をつぶす。10時になり、屋台店で「猪コロッケ」と「牛煮込み丼」を食べる。まあまあ腹は満足した。さらに、登山にむけてコンビニでお菓子(ピーナッツやチョコレート、かりんとうなど)と夜用のお弁当を購入。

 

●10時45分、道の駅を出発。309号線を宗川に沿って笠木峠をひたすら上る。「桂原八幡神社」を発見。前に説明文があり、赤い橋があり境内がある。

 

●さらに進むと、家の前に「岩貯水」を発見。野菜を洗うのに使えそうである。

 

奈良交通 上笠本バス停前にて、この赤いつぶつぶの実は何だろう?このような植物や花などにも気づきがあれば取り上げたい。

 

●笠木峠の頂上、笠木トンネル内で五條市に入る。さらに新川合トンネルを抜けると、いよいよ天川村に到着。13時ちょうどである。天川村総合案内所は今日は閉まっているが、自転車を止めて少し天川村の情報を得ようとする。大峰山を登山するのに、まずは登山情報。坪内弥山(つぼうちみせん)コースは山腹崩壊で通行止め、川合弥山コースにするように書いてある。(弥山を初めは(ややま)とか読んでいた。(みせん)とは読めなかった。実は八経ヶ岳大峰山の最高峰と同時に近畿地方の最高峰)の途中に弥山小屋があるが、そのときに案内図にみせんと書いてありそこで読み方を知ることになる)。

 

●総合案内所の道路向かいに「天川村歴史絵図」があり、天川村に入ってすぐの壁画となっている。内容がたくさんありまだまとめきれない。

 

●さて、明日の大峰山八経ヶ岳)登山に向けて、これからどうしようか、どこに泊まるか、どこのキャンプ場にするかなどを考える。まずは天川村役場のある53号線を南西方向に進んでみる。天川村を流れる川(天の川)を薬師橋を渡って役場がある。役場の左側が運動場でそのさらに左の道を通っていくと、弥山・八経ヶ岳方面の「栃尾辻・弥山コース」があることを確認する。

 

●腹ごしらえとより生の情報を集めるため、薬師橋を渡り直し、53号線の「喫茶 みつば」に寄ってみる。店の外のテーブルで数人、中にも3人ほどお客さんがおり、そこまで広くはない(申し訳ないです)店内はかなりお客さんの評判は良いと思われた。男の人と女の人の2人で回しているようだ。

 

●どうもご飯ものはもう売り切れてないらしく、蕎麦ならあるようなので、「鉄鍋蕎麦」を注文した。10分ほどして鉄鍋蕎麦がきたが、蕎麦が鉄の鍋の上にのっており、汁が別容器にあった。鉄の鍋にある蕎麦に直接汁をかけてみた。するとジューと美味しそうな音がする。「音も食べる」という中華料理を思い出した。また、ご飯はもうないと言われたが、最後の一かけらのミニおにぎりをもらうことができた。嬉しい気づかいだ。2人の定員さんのお客さんに対する接し方が素晴らしく、また来たいと思わせる店だと思った。

 

●さて、店内のお客さんは私だけになったのでwifiを接続できるか聞いてみた。ブログ更新もしたいからだ。快くパスワードを教えてもらい、接続ししばらく更新してみた。同時に、デザートを頼もうと「クッキーandクリーム」を注文した。ブラックココアビスケットとクリームが混ざり、他茶ビスケットそして一切れのミントの葉がのっていた。ブラックココアビスケットも好きなので、満足いくデザートだった。

 

●明日、大峰山に登山することや泊まるところも色々店員さんにも相談をしてお世話になった。また、本ブログアドレスカードも渡すことができた。最終的に色々考えた末、自分で電話をして登山口からかなり離れているが、「坂屋半次郎」というゲストハウスに2泊することした。

 

●「坂屋半次郎」は、役所から自転車で乗って10分ほどの急坂を登った先にあるゲストハウスだった。着いたら快く向かい入れてくれた。一通り受付を済ませたあと、客室談話室で愛知県からこられた女の人と長時間話込んだ。私はマイノリティだが、女の人もマイノリティのようで、マイノリティ同志の楽しい話をすることができた。

 

●その話の中で一つ、印象深いものがある。と言っても私が話題にした話なのだが。「中田敦彦youtube大学」だ。その中の一つの動画に「カラマーゾフの兄弟」の解説動画がある。カラマーゾフの兄弟といえば、ドストエフスキーの名作中の名作だ。あの手塚治ですらドストエフスキーを天才と言わしめた。天才達が天才だと認めた小説だ。ただ、やはり小説をいきなり読むと難しい。まずはこの中田敦彦の「カラマーゾフの兄弟」の解説動画を視聴して欲しい。これほど分かりやすく、各人物の性格や特徴をとらえて演じて説明してくれる動画はないだろう。物語の世界にいつの間にか引き込まれるようになるはずだ。Youtubeで「カラマーゾフの兄弟」で検索すると、一発で出てくるはずである。

 

さて、明日は、朝4時にゲストハウスを出発し、登山口に行く予定を伝え、また連泊するなら弥山小屋で一度携帯に連絡をくださいと言われた。必要ない荷物はゲストハウスに置いておき、改めてリュックを背負うと普段いかに重いのかを実感した。