西日本自転車旅 12日目(伝統的建造物群保存地区(伝建)三重県亀山市関宿2)

2022年6月3日

 

●昨日の予定通り朝7時、会津屋に朝食を食べにいく。「山菜おこわ雑炊」を待つ。雑炊は、具はご飯、のり、ねぎ、卵、にんじん、白ごま、ごぼう、鶏肉(他は分からなかった)、だしはかつおぶしのだしであるようである。他に、卵焼き、こんぶ、シソきゅうり、ポテトサラダ、ごまプリン、など多種多様で寝起きの胃に優しい味だと思った。

 

●その後、「石垣屋 旅人宿」に戻り、荷物を整え、9時50分にチェックアウトする。昨日は、資料館などで関宿の知識というか生い立ちなどを見たが、今日は実際に自分の目で関宿の町屋の特徴を見てみることにする。と言っても、このような塗籠(ぬりごめ)や彫刻があるなどを発見するだけである。その際に、昨日手に入れた「東海道五十三次 関宿イラスト案内図」を活用する。関宿の街並みは約2kmにわたる街並みで、主に3つに分けられる。京都側から江戸側にかけて、新所(しんじゅ)、中町、木崎(こざき)と呼ぶようだ。

 

(あくまで一個人の感想にすぎないことをご了承いただきたい)

●まずは新所(しんじゅ)側の方を行く。旧田中家の外観を撮影する。「出格子窓(でごうしまど)」の家であろう。正直、出格子窓と虫籠窓(むしこまど)の区別も自信はない。両方とも縦に入った格子状だからである。

 

また、細部意匠なども見つけてみた。特に屋根の上などに飾られている彫刻である。恵比寿様、閻魔大王?、虎?、亀、鶴などである。閻魔大王?の彫刻画像を載せておく。

 

●そして、メインの中町側である。昨日の夕食、今日の朝食をご馳走になった「会津屋」を、手前の地蔵院から日差しを避けるための休憩中に撮影。ふと疑問だが、右側の青と白の塗籠と虫籠窓は何だろう?

 

●屋根の上などに飾られている彫刻は、恵比寿様、龍、虎などである。虎は色つきなので画像をのせておく。

 

●深川屋(ふかわや)は銘菓屋で、「関の戸(せきのと)」という「こしあんを皮で包み和三盆糖でまぶした和菓子」(食べれば良かった)の字を庵(いおり)看板(瓦屋根のついた立派な看板)を出した店である。看板の文字が漢字なら京都側(新所側)、ひらがななら江戸側(木崎側)であり、旅人が向かう方向を間違えないための工夫であるようだ。両側の画像を載せておく。

 

●昨日、見た「関まちなみ資料館」前の「ばったり」も発見した。ばったりとは、店の前に取り付けられた、上げ下げできる棚のこと。商品を並べたり、通りを通る人が座ったりした。

 

●馬つなぎの「環金具(わかなぐ)」も発見。玄関の柱に打ちつけられた馬をつないだ環金具。当時に、これに馬や牛をつないで一休みしたり宿に泊まった旅人の姿が想像できそうだ。

 

●さて、木崎では何か発見することはできなかった。気づいた特徴は、新所は彫刻などの細部意匠が比較的多かった。中町は塗籠、虫籠窓が目立ち、特に塗籠と虫籠窓の様々な組み合わせの家が目についた。

 

●さて、ここで「道の駅 関宿」に戻り、食堂のみくらで「みそやきうどん定食」と「亀山抹茶ソフトクリーム」を食べ、休憩室で12時40分くらいまで休憩する。12時55分にキャンドル制作体験の「彩花里」に到着。13時から体験開始した。芯の入った紙コップに各色のろうの塊を詰めていき、液体のろうを流し込んで完成というシンプルな工程だが、見た目は大小2種類ともカラフルで良い香りのキャンドルを作ることができた。

 

●14時15分に体験終了後、駐車場に自転車を取りに行き、また「道の駅 関宿」のみくらで早い夕食を食べたあといよいよ関宿から出発する。1号線を登り、鈴鹿峠を越えていく。このくらいの峠の坂道は慣れたもので途中で滋賀県古賀市に入り、17時半に「道の駅 あいの土山」手前でテントを張り、また翌日に備える。