西日本自転車旅 11日目(伝統的建造物群保存地区(伝建) 三重県亀山市関宿1)

2022年6月2日

 

●「亀山第一ホテル」に入ったあと、一歩も外出せず15時間ほど睡眠を取ったおかげでようやく愛知県横断旅の疲労が抜けていた。そうすると、当然お腹がすいてくるので、前日にこれだけは調べておいた「かめやま食堂」に行く。

 

●「かめやま食堂」は朝の6時から開店をしていたので、非常に助かる。ほとんどの店は早くて朝10時、11時開店なので、このように朝食を食べられる店がもっと増えて欲しいと思う。

 

●「かめやま食堂」に、ホテルから自転車で行き、6時10分に到着。亀山名物の「亀山みそやきうどん」は知っていたので、ご飯中盛りとともに注文。

太いうどん、キャベツ、にんじん、ピーマン、もやし、豚肉そして味噌(添加物なしの白味噌など色々な味噌のブレンド)を上にのせ、下から炙る。10分くらい自分でかき混ぜたり、店のおばさんがかき混ぜたりしてくれ、豚肉が焼けたら食べられる。腹が減ればほぼなんでも美味しく食べられるが、ボリューム的にも満足だった。

おばさんに聞いたところ、トラック運転手のために、昔は24時間営業だったそうだ。

 

●その後、「亀山第一ホテル」に戻り、いよいよ本日の旅の目的の一つ「日本の伝統的建造物群保存地区(略して伝建)の街並みの記事を書く」日になった。事前に関連本を読み、またPDFにしてPCにもデータは入れているが、どのくらい書けるのかは無知数である。

 

●まずは関宿に行ってみないと始まらない。9時50分にホテルをチェックアウトし、まずは25号線に出て、少し西に行くことになる。その前に、本当は昨日行く予定が寝てしまって行けなかった喫茶店「且座(しゃざ)」に行くことにする。且座は朝9時から開店している。

 

●且座は亀山バイパス25号線と302号線の交差する信号の手前にある喫茶店である。

店内は、ジャズの流れる全体的に明かりの少ない黒を基調にし、和風の小物が多く置かれている。カウンターの一番左に座る。前に、巨大な柚子の瓶漬けが目についた。11時までは「モーニングタイム」なのでモーニングプレートサービスが付く。サービスの内容が分かっていなかったが、「且座ブレンドコーヒー」と「自家製シフォンケーキ」を注文した。

モーニングプレートサービスは、大きな皿に食パン1枚を半分にして焼いたもの、卵とレタスときゅうりとミニトマトと黄パプリカの刻みサラダにドレッシングをかけたもの、そして小さな白い容器にキウイとフルーツのヨーグルトあえ、が付いたものだった。さらに、ブレンドコーヒー、チョコレートが混じったシフォンケーキの右に生クリームにミントの葉をのせたものだった。さらに、スカイブルーのコップに水を入れたものもあった。以上4点である。

スカイブルーのコップに水が入っているだけで、数倍美味しく感じられる。また、シフォンケーキの生クリームにミントの葉といっしょに食べると生クリームが引き立つ。

茶店は、本ブログのお知らせのためにも、これからも寄るつもりである。

 

●「且座」を出たあと、亀山バイパス25号線を進んで立ち止まり、ふと「自分自身で何か人に喜ばれること、幸せを感じてもらうことを自分から生み出す」ために、日本や他の国を旅するのはどうか?と感じた。何とも雲をつかむような話であるが。

 

●11時21分、「道の駅 関宿」に到着。まずは、休憩室で「関宿ぶらりマップ」を手に入れる。これに、見る予定の「関宿旅籠(はたご)玉屋歴史資料館」「関まちなみ資料館」「関地蔵院」「旧田中家住宅」に丸をつける。次に、JR関駅内の「亀山市観光協会」に行き、「関宿ぶらりマップ」内の観光駐車場(無料)に自転車を止めることができるかどうかと、さらに「東海道五十三次 関宿イラスト案内図」も手に入れる。

 

●そのまま観光駐車場まで行き、自転車を預ける。併設の足湯交流施設はフリーwifiであることを確認し、リュックのみで関宿街並みを散策する。まずは、関宿は「宿場町」である。旅籠(はたご)の名の通り、「宿屋」の町である。江戸時代に栄えた宿屋の姿を見るためである。

 「関で泊まるなら鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」

 

●まずは、関宿を代表する大旅籠である「玉屋」を見るため、「歴史資料館」に行ってみる。入口から入ると、すぐ左手に「帳場」があり、おそらく店主の人の人形がある。靴を脱いで畳部屋に上がると、「江戸時代の旅コーナー」としてガラスケースの中に目にとまったものがある。「旅行用心集」と「五海道中細見記」が目についた。その向こうに、ちょっとした庭の空間があり、このような空間はとても好きである。

 

●今度は2階に上がる階段があるので上がると、「2階客室」である。旅籠で使われていた食器・食膳、寝床などの布団などがある。再び、その階段を下りる。

奥には「離れ」として、武士などの泊まり部屋で玉屋で最も上等な座敷であると紹介されていた。高級そうな掛け軸や部屋の上の方に装飾品が上等さを感じさせる。

その離れから見る大きな庭は赤い花や鳥の声やさわやかな風が吹いており心が洗われる。

 

●再び、靴をはき、土間と風呂を抜け、井戸端(井戸のある庭)をさらに進むと、納屋(収蔵庫)がある。1階と2階があるが、ここは撮影禁止である。2階には、「つるや」の木の看板があり、文字がかすれかかっているが古い良い味が出ている。宿帳をふすまに書いたものもある。また、ガラスケースに中に「宝珠の文様の入った食器類」がある。宝珠は先の劣った玉から火焔があがる模様が石川県産の輪島漆器類についている。歴史資料館はこれで終了である。

 

●今度は「関まちなみ資料館」に行ってみる。受付を入り、右手に靴をぬいで上がると「伊勢弁?口調の説明文」がある。この口調は大阪弁ともちょっと違う気がするので、受付の人に試しに聞くと、この関宿付近では伊勢弁になるらしい。違いははっきり分からないが。正直、「歴史資料館」ほど印象的なところがなかった。

 

●「まちなみ資料館」を出たあと、実は「関の山車会館」にも入れたので入ったのだが、ここでは今夜の泊まるところとキャンドル作り体験を決めるため、まったく見ることがなかった。この旅で何かしら体験もしたかったのと、まだ関宿で見るところがあるので、「体験工房 彩花里」で明日の13時からのキャンドル作り体験と、泊まるところは「石垣屋 旅人宿」というゲストハウスに決めた。

 

●まだ時間があったので、足湯でのフリーwifiを使い、ブログ更新をした。また、夕食として「会津屋」に寄った。会津屋では、天ぷらそばを注文した。汁は関西風のすっきり味で、わかめ、のりの天ぷら、シソの天ぷら、エビの天ぷら、刻みネギ、そして刻みユズも入っていた。明日は土曜日で朝食も朝7時から開店しているようなので、朝食もここで食べようか考えた末、石垣屋に行った。

 

●石垣屋には、18時に行くといったが、(電話をかけた際、山車会館にいることがばれていたようだ)16時と大分早く着いてしまったが、チェックインさせてもらった。

一通り、宿の中を説明案内させていただいたあと、奥の一人部屋に泊めさせていただいた。談話室でブログ更新をしたあと、部屋に戻り、自分の寝袋で明日に備えた。