日本百名山 白山(御前峰)登頂記録
●白山(御前峰)登頂までの経緯
「西日本自転車旅」で行けなかった日本百名山を
自家用車で車中泊をしながら行く(2022年9月22日発)。
飛騨高山方面から白川郷方面に進行
天候は「曇り」
9月23日:道の駅 越前おおの 荒島の郷にて
天候は「大雨」
9月24日:白山温泉 市ノ瀬ビジターセンター
駐車場にて車中泊
天候は「曇りのち晴れ」
9月25日:市ノ瀬ビジターセンターから徒歩
で出発(午前5時30分)
→「チブリ尾根避難小屋」到着(9時)
白山一帯内はとても綺麗で清潔な山小屋、さらに無料で宿泊もできる。
白山登山では、このような避難小屋、そして南竜山荘や
室堂など数多く存在し、非常に縦走にも適した山容である
と思う。
→「御舎利山 山頂」到着(10時47分)
北アルプス一帯がここまで横一杯に広がって見える壮大さ、
さらに雲海も某ジブリ的でとても魅力的な景色である。
→「石徹白道(南縦走路)」を縦走
いくつもの山峰を登ったり下りたりを繰り返し、
これこそが縦走であるという道であった。
→「油坂ノ頭」を経て、南竜山荘に到着(13時40分)
空腹のため、中でカップヌードルを購入(お湯もついている)し、
腹ごしらえをする。
→南竜道を西に行き、さらに砂防新道を500mあたり
下ると、宿泊する「甚之助避難小屋」到着(14時35分)
気がつくところは、2階の冬用小屋に続くはしごだろう。地面からはしごの
一番下までは約2m10cmほどだろうか?積雪が2m以上積もる豪雪量を計算
して高い位置に冬用スペースを用意をしているのだ。
実は、この避難小屋に泊まるのは一人ではなかった。別山市ノ瀬道をお互いに追い
ついたり追い超したりしていた福井県大野市の市役所職員の男性と宿泊した。
私は別山方面縦走をした疲労で、この日は登頂をせず避難小屋で一晩明かした。その男性は別山方面縦走のあと、さらに御前峰を登頂し、そのあと避難小屋に宿泊した。
よって、私は明日に御前峰頂上を目指し、男性はそのまま下山をすることになった。
市役所職員の仕事のリアル、そして地域おこし協力隊の勤務の実情などを夜に話し
合うことができ、貴重な出会いとなった。
9月26日:甚之助避難小屋を出発(6時) 天候は昨日に引き続き晴天。
→砂防新道をまだ麓のバス登山者も到着していないため、ほぼ誰もいない
岩の登り道を進む。
→延命水に到着(6時55分)。完全に枯れているため、ここで水を補給
できないので、これから登る人は注意を要する。
→「白山室堂ビジターセンター」の到着(7時30分)。
ビジターセンターの標高は2450m 、御前峰の標高は2702mなので、250mほど上がれば山頂だ。
- 御前峰(山頂)の感想
250mを一歩一歩づつ足を動かし、御前峰山頂に到着(8時10分)
長らく、憧れの白山登頂達成にわずかな感動をする。「ようやく白山に来れて、
そして縦走という初めての体験をしながら、着いたんだ!」という思いだ。
最高の天候で登れたことに改めて登山の素晴らしさや楽しさを思い出した。
これから縦走する北アルプスの峰々、さらに御嶽山、恵那山、甲斐駒ヶ岳や仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳などの南アルプスの北峰が見渡せる。
真ん中の槍の穂先が確認できるはずだ。
右側の円錐三角形が剣岳だ。
ぜひともこの円岩案内図で各峰々を確認してほしい。
主に北アルプスの峰々に惹かれながら、45分ほどして山頂を下山(9時ごろ)
砂防新道をひたすら下り、別当出合バス亭に到着(11時30分)。
バスは12時発で20分ほどで、市ノ瀬ビジターセンター駐車場に到着。
- これからの予定
これからは、北アルプスの南の日本百名山の峰々を登頂する予定だ。
中の湯温泉登山口→焼岳→笠ヶ岳→槍ヶ岳→奥穂高岳→常念岳→中の湯温泉
登山口
日本百名山 深田久弥 白山
- 「日本百名山」って何?
登山家で作家の深田久弥が日本に存在する無数の山々の中で
特に「存在感のある峰々」を100選したもの。
白山も勿論、日本百名山の一つ。
ちなみに、私にとって日本百名山で最も存在感のある山は
九州鹿児島県指宿市の「開聞岳」
標高は924mと1000mに満たないが、ピョコンとした
山容で存在感が抜群にある山だから。
「日本百名山の中で、あなたにとって特に存在感のある山
一つを教えてください!」
- 「深田久弥」とはどのような人?
著作「日本百名山」がある。
石川県加賀市の出生で、常に町から真正面に白山の姿を見ていた。
なので白山が「ふるさとの山」である・・・と著している。
真ん中に白山の最高峰(御前峰)、左側の小さい峰が(剣ヶ峰)である。
白山連峰の南側、「別山」方面から撮影したもの(2022年9月25日)。
晴天で最高の山容を見れたのが、とても嬉しかった。
- 「白山」の特徴は?
日本三大霊山(山岳信仰のある)の一つ。あとの二つは「富士山」「立山」。
山岳信仰とは「山そのものを信仰の対象として、崇められる」ことで、「白山
信仰」もその一つ。
一年の半分は雪で覆われた白い山。
日本では、アルプスや八ヶ岳に次いで高い山峰。
経験体験であった・・・
素直に、「アルプスを彷彿とする縦走路」と私自身が
感じたものだ。「グレートトラバース1」の田中陽希
さんも全く同じ感想を言っていたのが、嬉しかった。
にまたがる日本百名山で、特に加賀側から見るのが優れて
見えるので「加賀の白山」と深田は著している。
- 私が白山に憧れる点
「白い山」という・・・シンプル名で豪雪地帯であることを
すぐに説明できる点である。
長野県から、近いようで遠い、遠いようで近い・・・そして
「北アルプス峰々が一望できる!」と聞いた点である。
余談であるが、日本以外の国でも「白い山」はあるのである。
まずは、「ヨーロッパのモン・ブラン」・・・モン(白い)・
ブラン(山)という意味である。
次に「ヒマラヤのダウラ・ギリ」・・・ダウラ(白い)・ギリ
(山)もある。
モンブラン、そしてダウラギリ・・・いずれも
「世界百名山」の一つである。
日本百名山 深田久弥 白山
- 「日本百名山」って何?
登山家で作家の深田久弥が日本に存在する無数の山々の中で
特に「存在感のある峰々」を100選したもの。
白山も勿論、日本百名山の一つ。
ちなみに、私にとって日本百名山で最も存在感のある山は
九州鹿児島県指宿市の「開聞岳」
標高は924mと1000mに満たないが、ピョコンとした
山容で存在感が抜群にある山だから。
「日本百名山の中で、あなたにとって特に存在感のある山一つ
を教えてください!」
- 「深田久弥」とはどのような人?
著作「日本百名山」がある。
石川県加賀市の出生で、常に町から真正面に白山の姿を見ていた。
なので白山が「ふるさとの山」である・・・と著している。
真ん中に白山の最高峰(御前峰)、左側の小さい峰が(剣ヶ峰)である。
白山連峰の南側、「別山」方面から撮影したもの(2022年9月25日)。
晴天で最高の山容を見れたのが、とても嬉しかった。
- 「白山」の特徴は?
日本三大霊山(山岳信仰のある)の一つ。あとの二つは「富士山」「立山」。
山岳信仰とは「山そのものを信仰の対象として、崇められる」ことで、「白山
信仰」もその一つ。
一年の半分は雪で覆われた白い山。
日本では、アルプスや八ヶ岳に次いで高い山峰。
経験体験であった・・・
素直に、「アルプスを彷彿とする縦走路」と私自身が
感じたものだ。「グレートトラバース1」の田中陽希
さんも全く同じ感想を言っていたのが、嬉しかった。
にまたがる日本百名山で、特に加賀側から見るのが優れて
見えるので「加賀の白山」と深田は著している。
- 私が白山に憧れる点
「白い山」という・・・シンプル名で豪雪地帯であることを
すぐに説明できる点である。
長野県から、近いようで遠い、遠いようで近い・・・そして
「北アルプス峰々が一望できる!」と聞いた点である。
余談であるが、日本以外の国でも「白い山」はあるのである。
まずは、「ヨーロッパのモン・ブラン」・・・モン(白い)・
ブラン(山)という意味である。
次に「ヒマラヤのダウラ・ギリ」・・・ダウラ(白い)・ギリ
(山)もある。
モンブラン、そしてダウラギリ・・・いずれも
「世界百名山」の一つである。
西日本自転車旅 (フィードバック)
(この記事を書いているのは、2022年9月24日(石川県白山市白峰)
白山登山を翌日に控えている。)
●私のプロフィールの特技に「好奇心」と書いてある。これは勿論嘘ではないし、かといって現在誇れる特技である・・・とはどうも言い難い。
●いや、何よりも現在において「好奇心」が最も必要で、行動の原動力になることも承知をしているのだが、どうも体験したことや見聞きしたことをうまくアウトプットするという好奇心になっていないのである。
●どうしても自身の好奇心を発展させたいので、数週間前に好奇心に関する本を1冊読んでみた。「子どもは40000回質問する あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力」(イアン・レズリー著 須川綾子(訳))(光文社)」である。
(内容はまた次回)
西日本自転車旅 (良かった点)
良かった点3点
1.毎日ではないが、旅中で本ブログ更新をやめることなく続けることができたこと
樺沢紫苑先生の言葉「最終的に続けた人が勝者になる」「今、できることをできる範囲でやる」
●そう、別に毎日でなくてもいい、下手したら一か月に1回でもいい、2週間に一回でもいい、1週間に一回でもいい、最終的にほぼ毎日(週5回ほど)更新できるようになろうというように、徐々にステップアップして今できることをできるようになればいいということだ。
2.旅中での人との出会いが、とても楽しいということが再発見できたこと
● 人の出会いは、基本的に偶然だ。生きている中で、普段生活していく中で、会社に勤めている中でも、出会い人を選ぶことはできない。貴重で楽しい出会い、不愉快な思いをした出会い、特に何も記憶に残らない出会い・・・であるが予想もつかない人と出会うかも?という楽しみを感じることができた。
●主に出会った場所は宿泊施設、喫茶店、たまたま休憩をしていたら声をかけられ楽しい話ができた時もあった。LineやSNSなどの出会いとはまた一味違う生きた人間同士の対話はこれからますます大切になるのではないか。また、日常でいつも会う人とは違う人にこちらから話しかけることができるようになったのも自己成長の一つかもしれない。
3.安定した自転車での旅ができたこと
●今回の旅で、パンクをしたのは1回だけである。宮崎県えびな市から生駒高原キャンプ場に向かうときに前輪の軽いパンクをしただけである。そこでもたまたま自動車工場の空き地?でパンクに気づいたが、工場の人が寄ってきて、パンクした箇所を見つけるための貯水槽を工場の人が親切に貸してくれたし、その他にも色々気を使ってくれた。ありがたいことだ。北海道旅では計20回ほどパンク修理をしたと思うが、やはりその経験も今回の安定した自転車旅を続けることができた原動力になったと思う。
西日本自転車旅 (悪かった点)
●悪かった点3点(今後、良かった点そしてフィードバックも転載する)
1.本ブログを毎日更新することができなかったこと
旅に出る前は「3か月(90日間)旅に出て毎日更新すれば、記事も90記事増えて余裕で100記事超えできるじゃん!楽勝!」と・・・思っていたが、いざ旅に出たらメモが思った以上に取れないわ、文章が頭の中に浮かんでこないわ、暑さで何も考えたくないわ、などで現実は更新することも途中で辛くなる。勿論、楽しんで書いたこともあったが。
2.一度もアウトドア用品を使わず、自炊をせず、すべて外食になったこと
旅に出るときは、重い中クッカーセットとガスストーブ一式(ガス缶)を持っていったが、一度「静岡県浜町市の「上島キャンプ場」」で危ゆい事態になりそうになり、それ以降そのガスストーブは使っていない。その時の恐怖で、以降は旅中でも一切使えなかった。
3.自分の年齢のコンプレックスと、他人(自分以外の人すべて)への期待が大きすぎたこと
● 伏せていても仕方がないので打ち明けるが私は現在46歳だ。「その年でこのような後先考えない自転車旅をして今後大丈夫なの?」「いい年をして何バカをやっているの?」・・・そんな風に思う人、心の中では感じる人、間違いなくいるであろう。私は自分自身のことを客観的にも見ているので、そのようなことをかなりの日本人が思うことは百も承知なのである。そして、これらの思いが私の中にも深層心理としてあるので、無意識にコンプレックスとして出てしまうのかもしれない。
●ただ・・・このように他人が私のことを影でどう思うのか、上記のように見下して軽蔑するような意見を心の中で思うのか?は・・・単なる杞憂というか思い違いであるのかもしれない。というより現在の世の中「他人がどうなろうとどうしようと別にどうでもいい」のだ。そんな身内のように心配をしてくれるのはかえってうっとおしい。
●「今(若いうち)だからこそできることだね」・・・このような意味の言葉を会った人からかなり聞いたことを思い出す。別に嫌味で言われた気は全くせず、腹が立つこともなかったのだが、何か違和感というか不思議な思いを浮かびながら、私は聞いていた。
●「なぜ、若いうちだからこそできる」とほんんどの人は言うのだろう?実年齢よりも若く見られていたのかもしれないが、では50代の人は、60代の人は、70代の人は、このような旅をするべきではない!のか。このような旅をする体力や気力も衰えるのでできなくなるよということか。お金がなくなったからできない!ならまだ理解できるが、別に頭がぼけているわけでも、手足が動かなくなったわけでもなく、きわめて健康であるのなら、あとは「やるか!やらないか!」のどちらかしかないのではないだろうか。年齢を理由に、「やる前から自分のできること、可能性を狭めてしまう」のは違和感しかない。